今日からできるひなろじ対策プレイング2

今日からできるひなろじ対策プレイング

今回は前回の記事の続きを書いていきたいと思います。

前回はどのデッキを使って当たった場合でもできる考え方やそれに基づく実際のゲームの場面での行動への落とし方について説明しました。

 

今回は

ひなろじが苦手とするデッキタイプ

・蔵バンドリでのひなろじ対策について

・またそれに対してひなろじ側が行うことのできる返し方

を書いていこうと思います。

 

ひなろじが苦手とするデッキタイプ

これは大きく分けて2種類あると思っています。

一つ目は盤面にある夕子を簡単に剥がす手段を持つデッキ。

CXの風でのバウンスなどによる盤面から剥がす行為は圧縮と面取りを同時に妨害できていること。夕子にcipテキストがなく、手札からでてきても価値が低いことが要因です。

風を捲る行為はアタック時に噛むかどうかの受動的な部分が多く返したいと感じる1ターンに返すことができなければ新しい強い山を作られ、その後のバウンスは次の山へ影響する為、クリティカルなバウンスに繋がりにくく1ターンの遅れが敗北に繋がることもあります。よって、能動的に返す手段を持つタイトル

具体的には、サンシャインのヨハネは追加のソウルパンプ効果と合わせて汎用的な1枚であり、バウンス効果だけでは刺さりにくい相手にも腐らない1枚です。また、先程説明した通りバウンスした瞬間の山札は強いままですがバウンス+逆圧縮を合わせることで夕子のマーカーを即座に山札に戻すことができる為、バウンステキストによる圧縮崩しに即効性が生まれます。

また、札幌での入賞、博多での決勝トナメ入りを果たしているトラブるも前期の段階からひなろじへの対策という点では見逃せないタイトルです。

2/1ワームホールは他タイトルに無い特有のイベントであり、これ1枚で2面処理ができる上に風タイトルで1枚風を捲ると3面処理が可能となっており、ひなろじの合体パーツを集める為の扉もソウル減の初風の存在から全体的に有利にゲームを進めることができ、自分の周りにデッキ所持者がおらず試すことのできなかった1タイトルですが可能性は感じていました。

 

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ヤミのチャブルテキストも刺さる相手が多く、古いタイトルながら使い込んだプレイヤーによる入賞は流石だと思います。

 

話が少し脱線しましたが、このように盤面から手札に戻す手段は再合体のし辛さを含めても効果的な手段と言えます。夕子の存在を考慮してか2018年タイトルにはバウンステキストまたは盤面から一時的に剥がすことでマーカーを落とす効果を持ったキャラクターが多く刷られた印象です。

それでもなおひなろじが現環境で戦えているのはそのカード達の汎用性の低さ、ひなろじ以外への使用用途が薄い部分が大きいと思っています。

 

次に二つ目の対策方法です。

それは山が強くなりきる前に1点の打点を繰り返し刻むこと。

ひなろじは合体による圧縮で大きな打点こそ入りにくい山の形成が可能ですが、大量ヒールが得意なタイトルではなく1試合に使えるヒール量は限られています。その為、早出しされた夕子を最低限処理しながら細かい打点を刻まれるのを嫌います。

この対策方法で代表されるタイトルは、化物語(炎扉)、アポクリファ バンドリ(ハログロ)リゼロ(ラインハルト)です。

物語は山の早さを相手が夕子を出すタイミングに擦り合わせる必要がありますが、早出し神原での踏みつけや、真宵さんによる特殊足立を島風+中学生オカケンによる早いゲーム展開で使い、3レベの真宵ヒールによる打点を刻む動きは島風連動の横である炎と合わせて十分ひなろじに勝てるポテンシャルがあるタイトルだと感じています。

アポクリファは、ソウルパンプこそないですが、ショット付与とヒールを持つファブニール、ルーラーによる上から夕子を踏むパワーアサシンによる1点バーン等刻む要素を多く持っており、こちらもひなろじへ勝てる要素を多く持っています。丁度遊遊亭の動画にこのマッチアップが上がっているのでそちらが参考になると思います。

これらのデッキは、ひなろじへ勝つ為のポテンシャルを秘めていると思います。

 

また例外的ですが、もう一つひなろじへの対策方法がありそれは合体自体を封じることです。

起動効果封じを使うことで、1面もトランス自体ができなくなります。

これを使えるのはリトルバスターズの無表情で無愛想 佳奈多ですが、継続的に1コストを払うだけでよく、山札への管理を起動効果に任せているタイトルにも刺さる札です。

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しかし、佳奈多は2/1キャラであること、多くのリトバス1レベに宝連動を使うことからダメージレースを意識しなければ、先上がりで合体自体を済まされてしまうのでスタンバイで出しつつ打点を抑えるなど気をつける必要はあります。しかし1度出た無愛想はパワー8000というラインもあり、少しパワーをあげてやるだけでひなろじは特徴パンプ2+65+1001=8500までが限界なので3レベまで帰ってくることが期待できます。

自分はこの起動封じのテキストが他にも無いかプールの確認をしましたが、CX連動が必要だったり2レベまでに使えなかったり

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現実的に使えそうなものはなのはぐらいでした。

使っている人は自分の周りでは見たことが無いので、地区でなのはを使いたい方は意表を突いてひなろじに勝てるかもしれません。

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余談ですがこのようなひなろじへの勝ち手段を持っているタイトルはアスティン動画での評価で6以上をつけるようにしていました。

 

 

 

 

・蔵バンドリでのひなろじ対策について

地区でも使用者が多く当たることが予想されるバンドリ

先日の記事でお話したようにひなろじ側は1周目の山やパーツを集める関係から控え暁を多く使いたいです。

そのことから、ボトム相殺を0帯で引かれているかどうかで大きく変わることはお話したと思います。

 

今回の記事では主に2レベでの攻防を重点的にお伝えします。

バンドリ側での2レベでの有効なアクションは足立系統をぶつけることですが、前回の記事ではただ足立をぶつけるだけでは対策になりづらいというお話をしました。

その中でもバンドリのイベント数パンプの足立はとても有効打になりうるということは前回の記事でも書いたのですが今回はそれに対して詳しく書いていきたいと思います。

 

バンドリでは蔵や光景など多くのイベントをデッキに搭載することが可能で足立のイベントx1500パンプという数字はとても強力で6枚落ちているとそれだけで9000パンプという数字まで伸ばすことができ、足立+1レベアタッカーレベルのカードで2面まで処理することが可能となります。

またこれらの上昇値は3レベでも利用することが可能であり、友希那に振ることによってリバース要求の補佐として利用することが十分可能です。

これはラインの高いひなろじ相手でも拳圏外からリバース要求を取るのに使うので、足立は2レベでも3レベでも使うカードとなる為、どの領域にあるのかしっかり覚えておく必要があります。

また、このマッチアップの相性はひなろじ側が擬似アンを採用してるかどうかで大きく変わると認識していて、

7:3で有利:擬似アン採用なし

6:4で微有利:擬似アン採用のみ

プレイ差込みで微不利:擬似アン+霞採用

という認識です。

どうしてそのような認識なのかについて順を追って説明したいと思います。

1番上の擬似アン採用無しについては、ここまでの話の流れで分かると思いますが純正足立とパワーパンプによる拳圏外から踏む動きによって夕子が3面ともリバースを取ることで処理が可能な為です。擬似アン採用をしていないタイプは後ろに2000応援を立ててくる動きに寄せてあることが考えられますが、2000応援込みでも足立のパンプによって上から踏むことは可能です。

その為、足立や上から踏むことへの耐性が付く擬似アン採用型は1面夕子を盤面に残すことが可能になります。しかし蔵などにより足立を毎ターン使い回されながら上から踏まれてしまうとひなろじ側も毎ターン夕子の維持に1コストがかかり、早いゲーム展開の中での維持に掛かる1コストは2ターンかけるとヒール1回分のコストになります。

ひなろじは少ないコストで価値の高い動きをすることが得意ですが、そのコスト1つを削る動きはひなろじ側に多くの損害を与えることに繋がります。

では、霞採用型は何故このマッチアップを改善できるのかについて話したいと思います。

それはこのような盤面を形成することで純正足立だけのバンドリに2面の夕子をキープすることができるからです。

 

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このような盤面から夕子1枚を後ろ、もう一枚を前列で擬似アンすることで2面盤面に残すことが可能となり、次の山を2枚分の夕子のマーカーで強くすることができます。

この為には、対面のバンドリが

・他の夕子への処理手段がないこと。

・カウンターで弾かれないこと。

・霞で踏めるラインまでの面が盤面に残っていること。

 

など意識されると回避可能な条件が複数あります。

1つ目はアフターグロウの移動アラームの採用や、他の特殊足立を採用する等で前列の夕子を処理する手段を持つと結局1面しか夕子は残りません。

 

2つ目と3つ目は霞で相手のキャラのリバースを狙う必要があるので椎名等25拳を構えてハピクリ等拳で弾けるラインだけを盤面に残すことを意識すること。

霞のパワーは合体途中でステュクス500パンプx2を振った3000+500x2+500(擬似アン)=4500までそこに1001を打った5500までが現実的なラインです。

 

 

逆に言えばバンドリ側はこのプレイをされない為に上記の3点を主軸として夕子を処理することを考えたプレイを取ると良いわけです。

 

前回の記事に合わせて今回の記事のプレイングも合わせるとどうでしょう

序盤から終盤に向けてのひなろじへのゲームプラン、道中に気をつけることがより明確になったのではないでしょうか?

 

 

これらの記事を読んだ方が名古屋、東京地区で待っているひなろじへの備えになれば嬉しく思います。